まずはこちらをご覧いただきたい。
そんなことはどうでもいい、シスプリを知りたいんだって方は見なくてもいいです。
http://gs.dengeki.com/news/122255/

TVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』といういかにもラノベ原作っぽい長ったらしい名前の深夜アニメに、突如シスタープリンセス（以下、シスプリ）の妹達が当時のキャストのまま、ゲスト出演をしました。
妹萌えの金字塔とか伝説とか言われつつも、立体化はほとんどされず関連グッズも不毛の地であったシスプリ。
そんな中、突如現代の作画で蘇ったのです、もうシスプリ界隈はお祭り騒ぎです。

…もしかしたらこれをきっかけにシスプリに興味を持つ方が出るのではないか？
重度のシスプリファンとしてこの機を逃す訳にはいかない。
という訳で、シスプリについて解説をしていきます。

半年前にきれぼし脳向けのシスプリ解説動画も上げているのでよろしければこちらもどうぞ。



♡♡♡初めに♡♡♡
シスタープリンセスとは、かつて「電撃G'sマガジン」にて行われていた読者参加企画。
一世を風靡している「ラブライブ！」等で有名な雑誌ですね。
ちなみに原作者はラブライブと同じ公野櫻子先生、つまりラブライブの大先輩である。

「12人の妹が出てくる」という狂った設定で有名だったりしますが、最初は「9人いる妹の内1人の兄として、一対一で接する」というお話でした。
12人の妹って設定はゲーム版やアニメ版から生まれた設定なんですね。
…といっても、私はG'sで連載が終わった後に知ったクチなので、これらの情報は伝聞なのですが…

♡♡♡登場人物♡♡♡
個性豊かな12人の妹を軽く説明します。
お気に入りの妹がいたら是非、シスプリに触れてみてください。

可憐(CV.桑谷夏子)
お兄ちゃん、大好き♡

ラブライブで言う穂乃果ポジションである（性格は全然違うけど）。
全員に共通している事ではあるがブラコンであり、可憐は特にその気が強い。
シスプリをちょっとだけしか知らない人からは「普通の妹」と思われがちだが…？

花穂（CV.望月久代）
花穂の事、見捨てないでね、お兄ちゃま♡

見ての通りチアをやっている妹、体重をよく気にしている。
ドジの権化であり、キング・オブ・ドジである。
花穂ちゃんの声は脳がとろけそうになる。

衛（CV.小林由美子）
あにぃ、ボクと一緒に遊ぼうよ！

スポーツなら任せて、でも球技はカンベンな！
ボクっ娘、ノーブラ、スパッツ、総受け、サッカーニガテ。
日本一有名な五歳児と同じとは思えないほど声がかわいい。
私の人生を大きく変えさせた妹。


咲耶（CV.堀江由衣）
お兄様、ラブよ♡

おしゃれ好きな妹。
一番の高身長（159cm)で、妹達のまとめ役にされる事が多い。
思考が何かとアブナイ。


雛子（CV.千葉千恵巳）
ヒナ、おにいたまの事だいだいだーいすき！

見ての通りロリである、身長も一番低い(132cm)。
ただ、妹達に詳細な年齢設定は無いので、雛子が実は最年長っていう設定もアリなのである。
テストで3点を取るほどおバカではないが笑顔は文句なしの満点だ。

鞠絵（CV.柚木涼香)
親愛なる兄上様へ…

病弱系妹、隣の犬の名はミカエルという。
病院暮らしのため、ゲーム版では町に出てくることが少なくなかなか会えない。
２の全員集合イベではハブられる始末…大事にしてやってください。

白雪（CV.横手久美子［現:氷青］）
にいさま、いやーんですの♡

お料理大好き妹、料理の出来はメディアによって様々である。
「白雪」なので一人称は「姫」である、喋り方が何かと特徴的。
でぃすの！！

鈴凛（CV.神崎ちろ）
ヤッホー、アニキ♡

電脳系妹、名前のせいでよくチャイナドレスを着させられる気もするが中国とは関係ない。
千影と並びトラブルメーカーにされたり、守銭奴扱いされがちだが意外と常識人である。
四葉とよく一緒にいる、真・普通の妹（ノーベル賞モノの科学力を除いて）。

千影（CV.川澄綾子）
やあ…兄くん

オカルト好きの妹、黒魔術を使うのはお手の物で、棺桶で寝てたりしている。
兄とは前世から繋がっており、別れの際には「また来世」。
妹という概念を超えており、厨二病という言葉では済ませる事はできない。

春歌（CV.かかずゆみ）
兄君さま…ポポポッ♡

大正浪漫系妹、こう見えてドイツから来ている。
薙刀や弓道を嗜む献身的妹、戦闘力（？）は一番だろう。
よく自分の世界に入り込んでしまう。

四葉（CV.半場友恵）
兄チャマの秘密は、ぜーんぶ四葉がチェキしちゃうの！

大英帝国きっての美少女名探偵。
しかしそれは裏の顔、その正体は世を震撼させる美少女怪盗クローバー！
…という設定を持つ、兄をチェキする事に命を懸ける寂しがり屋。
私が八重歯好きになったのは四葉のせい。

亞里亞（CV.水樹奈々）
兄や…♡

箱入り娘的妹、おフランスから来た。
古式さんもびっくりするくらい喋り方がゆっくり。
キャラクターソングでは普段の亞里亞からは想像もつかない、まるで紅白歌手のような歌声を披露する。

♡♡♡で、どれから触れればいいの？♡♡♡
原作から触れて欲しいのですが、冒頭でも書きましたが原作はG'sマガジンの読者参加企画なので、今となっては本当の意味で原作を楽しむことができません。
現在読める「原作」といえば公野先生が書き下ろしたキャラクターズ本、大判のオリジナルストーリー本などがありますが、通販でないとなかなか入手できません。
手軽に入手できるものからそうでないものまで、色々とまとめてみました。


ゲーム版シスタープリンセス（無印）
オススメ度　　☆☆☆☆☆
入手難易度　☆

シスプリ入門としてオススメの1本。
妹の個性がやたらと誇張されていたり、チェキが万能用語すぎたり、千影の大胆すぎるオリジナル設定などヘンな所もありますが、入門として勧めたいのがこれ。
実は初期は9人の妹だったのですが、ある日を境に突然帰国子女と称して3人追加されました。
帰国子女組（春歌、四葉、亞里亞）が追加されてすぐに発売されたゲームなので、この3人の性格が他メディアとはちょっと違ったりもします。
妹と触れ合う事を第一としたゲームなので、凄いストーリーとかは期待しないよーに。

画像はプレステですが、ドリキャスでも出てます（PSの4作品は全部ドリキャスでも出てたかも）。
そっちの方が画質がいいという話もありますがどうなんだろう。

シスタープリンセス　ピュアストーリーズ
オススメ度　　☆☆
入手難易度　☆

ゲーム版無印のファンディスク的な存在。
本編のストーリーのあらすじを大体見れるモードと、クリスマスを舞台としたオリジナルストーリー（短い）があります。
その他にも、本編のCGが全部見れたり、妹の声優によるクリスマスメッセージ（声優からなので、妹からではない）とまあいろいろとあります。
ファンディスク的な存在なので、入門用としてはオススメできません。

シスタープリンセス２
オススメ度　　☆☆☆☆
入手難易度　☆

こっちは夏のストーリー。堂々と水着回を出すことができますし、水着を選ぶこともできます。
1の頃の立ち絵は天広画に寄せてた感があったのに今回は寄せている感があまりないです。
1と比べるといい意味でも悪い意味でも大人しくなった感じです。
ちなみに、1とストーリーの繋がりなんて何にもないので、こっちからやってもいいです。
でも、入門用としては1の方が分かりやすいかな…

シスタープリンセス２　プレミアムファンディスク
オススメ度　　☆☆☆☆☆
入手難易度　☆

ピュアストーリーズと似たような立ち位置のソフト。
構成はピュアストーリーとほぼ同じですが、ミニゲームや声優のメッセージはありません。
その分、追加ストーリーはそこそこの長さがあり、話もCGも原作寄りなので結構オススメです。
入門用としてはオススメできませんが、シスプリにハマったのなら是非プレイして欲しい一作。

GBA版シスタープリンセス　リピュア
オススメ度　　☆☆☆
入手難易度　☆☆☆

実はGBAでも出てるんだぜ
アニメ版2期Ａパート（後述）、「リピュア」準拠のゲーム。
アニメ準拠のキャラゲーって事で地雷臭が凄いですが、PS版、DC版とは別ベクトルで面白い作品。
私自身の評価はまあまあ高いです、入門用としてはダメですけど。

アニメ版シスタープリンセス（1期）
オススメ度　　☆☆
入手難易度　☆☆

通称ウニメ。
あらすじとしては、「そんなバカな」が口癖の主人公が突然島流しにされてそこに現れた12人＋1人の妹（初対面）と生活をする事になる…というそんなバカなとしか言いようがないストーリーである。
ゲーム版と共に、シスプリ＝1人の兄と12人の妹というイメージを付けた作品だろう。
ウニメという名はあらすじに書かれた突拍子も無い展開から付けられた名前、詳しくはググって欲しい。

作画の不安定さもあり私個人としてはオススメ度☆１でもいいのだけれども、妹と触れ合う事を第一とした他メディアと違い、主人公航の成長物語等という側面もあり一部層からそれなりの評価を得ている模様。
良い意味で（？）シスプリらしくない作品という訳ですな。
オープニング曲「Love destiny」はシスプリファン誰もが認める名曲でもある。

シスタープリンセス　リピュア（アニメ版2期）
オススメ度　　☆☆☆
入手難易度　☆☆

第2期のアニメで、ウニメの設定は無かったことになっている。
ウニメと比べると作画は良くなってはいるが、1クールしかないのに花穂主役回を3連続でやるのはいかがなものか。
入門用としては結構良い…かも。
また、ＡパートとＢパートで作画、作風が大きく異なる。
同じリピュアという作品であるものの、別モノとして認識しているので今回の紹介でも項目を分けさせて頂く。

シスタープリンセス　リピュア　キャラクターズ
オススメ度　　☆☆☆☆☆
入手難易度　☆☆☆

電撃G'sマガジンキャラクターズコレクション（後述）の話をアニメ化したもの。
妹毎に作画が大きく異なるものの、概ねシスプリのアニメとは思えないほど良い作画である。
シスプリにハマったのなら絶対に手に取って欲しい作品。
1つのDVDに5分前後の話が1本という非常に贅沢な作品だが、今なら割と安く手に入ると思う。
特にオススメしたいのは鈴凛の話。


シスタープリンセス15周年（アニメが）ブルーレイＢＯＸ
オススメ度　☆☆☆
入手難易度 ☆



上記に挙げた三作品+その他諸々含んだブルーレイBOX。（詳細は公式サイトにて）
一昨年の咲耶の誕生日に突然ブルーレイBOXの発売が発表され、
兄達は「この年になってシスプリの新規描きおろしイラストを見られるなんて」と歓喜した。
しかしお値段が問題で、ブルーレイBOXと言うことで3万円近くする。値段さえ厳しくなければオススメ度☆５なのだが…

電撃G'sマガジンキャラクターズコレクション
オススメ度　  ☆☆☆☆☆
入手難易度　☆☆

12冊の聖書である。
シスプリ好きなら必須の1品…もとい12品で、一番のオススメとなっております。
公野櫻子先生の中毒性のある甘い文章が楽しめる至高の本。
今現在古本屋等で見つける事は非常に難しいが、Amazonに転がってるので是非ポチって欲しい。
ラブライブ！School idol diaryの原点みたいなものなので、ライバーはこれを読みやがってくださいお願いします。
この12冊の他にも原作本は存在するので（ポケットストーリーズなど）、興味があればそちらも。

オフシャルキャラクターズブック等の大判本
オススメ度　  ☆☆☆☆☆
入手難易度　☆☆

たまに古本屋で攻略本と一緒に置かれていることがある。
チェックしてみよう！

電撃G`smagazine（当時のもの）
入手難易度　☆☆☆☆☆

誰かぼくにください


…いろいろと上げてみましたが、最初に触れるのならゲーム版のシスプリが良いかと思います。
キャラコレ本や、リピュアキャラクターズも是非触れて欲しいですけど。

♡♡♡その他、ハマったのなら是非手に取るべき作品♡♡♡

天広直人画集

作画担当の天広直人氏の画集。
天広御大の作品は他にも「プリンセスメーカー４」等が有名（？）であるが、この画集はシスプリオンリーである。
二つ出ており、もう一つはヴァイオリン弾いてる千影が目印。

キャラソンCD

シスプリ関連のCDはいろいろとあるが、キャラソンCDは抑えておきたい。
アイドルユニット「prits」なんかも結成されていたぞ！
今思えばこれもラブライブの原点だ！


以上、シスプリ関連商品の紹介でした。
これを見てシスプリに興味を持って頂けたら幸いです。