2017年5月15日、ハートフルMMOとして有名なエミル・クロニクル・オンラインが12年の歴史の幕を閉じるという発表がなされました。
昔プレイしていた時期があったので、せっかくなんでてきとーに思い出を書いてみました。
10年くらい前の話なんですっげーうろ覚えです。

エミル・クロニクル・オンラインってなんぞ:
ラグナロクオンラインで有名なガンホーが運営しているハートフルMMO。通称ECO。
今はパズドラのガンホーと言う方がわかりやすいか。

敵味方共にほんわかした可愛らしいキャラなのが特徴。ハートフルですし。
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サポートキャラのネコマタ。可愛らしい。

デ・ジ・キャラットで有名なブロッコリーも関わってます、言われてみるとそんな感じするね。

なんで始めたんだよ:
親父(当時ニート)とリアル寄りのMMOをやるのが嫌になったから。
…どんな家庭だって話ですね。なんでECOに辿り着いたのかは忘れた。

種族:
MMOではプレイヤーキャラ作成時に種族を選択するゲームが多いです。ECOも例外ではありません。
ECOの種族は人間と天使と悪魔。人間は耐久に優れ、天使は魔法に優れ、悪魔は攻撃に優れるが紙。確かこんな感じ。
当時の私は光属性のリアル厨二だったので、天使を選びました。
あ、キャラの性別は男でした。オタ趣味とか無い純粋な少年(こんな絵柄のゲームやってるくせによく言うわ)だったので、女キャラをMMOで操作するという発想はありませんでした。

職業:
戦士系、魔法系、探索系それぞれ4つくらいあったような。
確か「タタラベ」とかいう鍛冶系の職とかあった、たたらって単語はこれで覚えた。

あ、私は当然アーチャーを選びました。私は昔から弓が大好きです。
アーチャーのイメージイラストはこんなん。(大きい画像無かった…)
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あー、今見ると如何にも自分好みのキャラだわ…当時はそんな感覚無かったけど。
今思えば、私にとっての緑萌えのルーツかもしれないです。

ちなみに、アーチャーの転職クエストを出してくれる女の子からは「アーチャーは人間と悪魔が向いてるよ!」(=天使のてめーには不向きだ)とか言われましたが、私は昔から効率だけを求める人ではなかったんで、やり直さず天使のアーチャーに。
イメージイラストそっくりの専用装備もありますが、アーチャーのイメージイラストは女の子なので、男は装備できません。羽付き帽子しか装備できず嘆いてた記憶があります。
後に男用のアーチャー装備が実装されましたけどね。

稼働初期のアーチャーは不遇不遇アンド不遇。
大抵のMMOにはアイテムを持てる制限があります、ECOには重量制限(ペイロード)と容量制限(キャパシティ)の2つの制限ががあり、どちらに引っかかっても動けなくなります。
初期の制限は180とかそんなもんで、矢は1本につき重量、容量共に1でした。
他の装備の重量とかを考えると、持てる矢は120本とかその程度です。
ECOはモンスターを倒すだけでなく、自然物や木箱を破壊してもアイテムを手に入れる事ができます。
木箱は町へ持って帰って開けるとランダムでレアアイテムが出てくるかもしれない宝箱です、びんぼーな時はそのまま売っても良し。
木箱の重量は15とかそれくらいだったような。
狩場に行く前に木箱を獲得する事もあります、木箱の重量は馬鹿にならないため、なるべくなら荷物は少ない方がいいです。
その結果…

アーチャーは矢なんて撃つくらいならバールで殴れ

かそんな感じだった覚えがあります。
これはほんと最初期の頃で、アップデートで矢の重量が
0.1~0.3くらいになったのでやり易くなりましたけどね。

憑依システム:

ECOを象徴するハートフルなシステム。
装備に憑依すると、そのプレイヤーは自動回復状態となる上、ダメージはたまにしか受けません。
安全な所から回復魔法でサポートができたりするので、パーティプレイには必須ともいえます。
武器に憑依すると耐久度が減らなくなります。貴重な装備を使う際は必ず憑依してもらいたいですね。
また、武器に憑依してログアウトすると憑依した武器がその辺に転がり、他のプレイヤーが拾って使う事ができるようになります。
憑依した装備を使って経験値を得ると、ログアウト中の憑依者にも少し経験値が入ります。
他のプレイヤーは耐久度が減らない装備をぶん回せてお得、憑依者は勝手に経験値が入ってお得。
win-winの関係になれる嬉しいシステムですね。

なんかPCのフォルダに憑依システムを説明した漫画があったので載せときます。なんで保存したんだろう。
わてす
自然物を刈っても経験値は入りません

上級職:
弓の他にも鷹とか狼とか使える(世界樹Ⅴのハウンド?)ストライカーと、武器が銃に変わったガンナー。
ガンナーが人気だった記憶がありますが、実装直後のガンナーは武器も銃弾も貴重すぎてまともに戦う事ができなかったような。
私は弓好きなんでストライカーにしましたけどね。
で、ストライカーに転職するためのクエストが超強いボスの取り巻きを1匹倒せってモノ。
とてもじゃないがソロで倒す事ができる奴じゃありませんが、実装されてすぐに運良く倒す事ができ、転職に成功することができました。
後にソロでも転職できるよう取り巻きが単独で出てきたような出てこなかったような。よく覚えてない。

上級職が実装される頃になると、アーチャーも弓をつかって結構戦えるようになっていました。
特に属性矢が強力でした。最初はスキルを使用する触媒扱いで通常攻撃では使えないウンコだった覚えがありますが、通常攻撃で使えるようになり一気に強力な矢に。
場の属性に対して有利になる属性矢を作ればサクサク狩りができてたような覚えがあります。

軍事演習:
正式名称忘れた。東西南北の軍に分かれて行うPvPです。
プレイヤーは東西南北の騎士団(だったっけ…)に所属する事ができ、所属するとその方角の関所がタダで通行できるとかささやかなメリットがあったような。
私は東に所属していた覚えがあります。理由は緑色だから。

実際の演習は所属した方角に関係無く自由に軍を選ぶ事ができます。
東軍でテキトーに遊んでいたところ、憑依専のブレイドマスターの相方とひょんな事から出会い演習で戦いまくる事となりました。
ブレイドマスターは憑依すると憑依者の攻撃力を上げるスキルを使用する事ができ、それを乗せた高速連射スキル「バラージアロー」で相手を射殺するという、とてもハートフルとはいえない戦いで活躍をしていました。
なんでハートフルRPGなのに戦争の演習で活躍してるんだよ

…しかし、その戦いも長くは続きませんでした。相方の引退です。
その相方からレアアイテムである「猫耳」を頂きました。
男キャラが付けるのもなんですけど、男キャラも可愛らしいのでまあいいでしょう。
相方の引退後、モチベもちょっとずつ下がっていき私も引退をする事となりました。

今思えば、楽しい日々でした。
平日の昼間からMMO~MMO~ あーあ、突然1兆円転がってきて、一生ネトゲできたらいいのにな。